分類:本日の生産品 120角特1化粧柱
おはようございます
天竜ヒノキの普及を目指す丸百の大槻です
いつもご覧いただきありがとうございます
「本日は古民家の改修用の柱材を生産しました
節のある柱材をみせる形で使用します
通常の 柱材は
死節(クリック願います。一連の説明記事あります)がいくらかありまして
特に年数を経た木ほど、枝が落ちて死節となりやすいものです。
そのままでは少し目障りでして、「あらわし材(人の目に触れる材)」としては
美的に問題と思い 丸百ではきれいなヒノキの枝の駒で埋めることで自然の美しさを追求しています」
<ボール盤による補修作業>
死節をボール盤で穴を開け、その後 駒で埋めます
<補修後>
ヒノキの枝でつくった駒で補修完了
弊社では特1材(節有り材)についてもこのように用途に応じて
補修をいたします
<化粧が完成した柱材>
きれいな化粧柱を完成させることができました
今回は東京の江戸川区のお施主様の家であります
柱は古民家改修に使われます
柱はベンガラを塗られ、古民家の趣を大切にされるとか
法隆寺宮大工 西岡棟梁(1995年没)がその著書「木のいのち木のこころ」の中で
「檜はいい材です
湿気に強いし
品がいい
香りもいい
それでいて細工がしやすい」
と述べております
よい古民家改修が完成することを願っております
きょうも一日 一人一人のお客様の思いを大切に
品質を第一に心がけて
社員一同 力を合わせて働きたいと思います
関連記事