おはようございます
天竜ヒノキの普及を目指す丸百の大槻です
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「工場内の敷地で徐々に陥没するエリアが
ありまして、その原因を探るべく地質調査を敢行
してみました」
<陥没エリア>
雨が降ると、水が溜まりますので陥没の状況がわかります
大体10cm位は低くなっております
<掘削中>
ショベルカーと削岩機を使って80cmほど掘ってみました
<穴を掘り終えた状態>
アスファルト層が3層 上の黒い部分
コンクリート層 黒いアスファルトの下の白い部分
埋め立て層(土砂)
埋め立て層(木くず、鉄くず) ここが陥没の原因
一番下が本来の地層
<埋め立て層から出てきた鉄くず類>
木くず等も出てきました
おそらく様々なごみが捨てられてたのだと思います
ごみの類は徐々に分解されて、地盤沈下の原因につながったのでしょう
40年近く前の時代 今の様にリサイクルが発達していなかったので、
燃えないごみの類はすべて砕かれて埋め立て地で処分されたのでしょう
その結果が地盤沈下ということです
さてどんな対策を打つか思案のしどころであります
そのままにする
アスファルトをくぼんだ分補てん
地盤改良 強固なコンクリート層を作る
基礎が大事ということで家の地盤調査は十分に行うべしというのが
今回の結論であります
昔なにがあったかは、表面からは全くわかりませんので
土地の調査は絶対に欠かせませんね